儚(はかな)い命
朝夕涼しくなりましたね。私は岐阜県の各務原市という町にに住んでいますが、市の南には木曽川と言う川が流れています。私は勤めに行く時にはこの川を渡り対岸の犬山市まで車で行ってます。
先日の事です。いつものように川を渡ろうとすると橋のすぐ手前の街灯の下に花びらのようなものがいっぱい落ちています。何処の町でもそうかもしれませんが、川の周りには結構桜の木が植えてあり、まさかそれが狂い咲きしたのかな~?と思って橋を渡るところで赤信号で停車をすると花びらの正体が分かりました。
なんじゃ!こりゃ~?!
眼の前が白くなりはじめ、街灯の光の中でその白いものは渦巻いてました。それは、カゲロウ(蜉蝣)です。何万匹、いや、何十万匹ものカゲロウがいっせいに川から羽化したのです。もう、すごい大群です。橋のかたわらにはカゲロウの死体が山になっていて、ガラスにはおよそ3センチはあるおおきなカゲロウがいっぱい飛んできます。ここではたまにカゲロウが大発生するんですね。発生する時期は大体6月ごろなんですが、気象の都合か、9月に大発生したんです。大量発生は久しぶりですっかり忘れてました。この間、(と言っても2年前かな?)発生した時はもっと酷くて、橋の上一面にカゲロウの死体が積もってね。まるで雪が積もったみたいでね。恐いのは本当に雪みたいに車が滑るんだよね。前の軽トラは完全にカゲロウで滑ってお尻を振っていたなぁ。 本当にすごいですよ。橋を抜けたところで携帯のカメラで撮って見たけどわかりますか?街灯の周りにぼやけてるのがそうですよ。
カゲロウって確か口が無くってわずか数日で死んでしまうそうだけど、本当にそうで翌日帰りに通った時には昨日の事はウソのよう。すべて無に帰ってしまったのかな。儚い命に合掌。
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