近所の自生地
先日ヒメタイコウチで紹介した自生地ですが、山の斜面のこんな所に?と言う場所です。そんなに広い場所ではないのですがモウセンゴケ(D.rotundifolia)とトウカイコモウセンゴケ(D.tokaiensis)が生えています。他にはミミカキグサ(U.bifida)やホザキノミミカキグサ(U.caerlea)も生えていましたがやや乾燥化が進んで先日行った時には確認できませんでした。D.tokaiensisは比較的乾燥したところに多く生えています。自生地はたたみ10畳分くらいでしょうがかなりの株数が生えています。日に当たると真っ赤になりますが何かの加減で陰になっているとたちまち緑色になってしまうのは面白いですね。D.tokaiensisはその昔、関西型コモウセンゴケと呼ばれていました。今では遠い昔にコモウセンとモウセンゴケが交配して出来たのがトウカイだと分かっています。
トウカイとコモウセンの見分け方はあちこちで話していますが、確実なのは托葉といって大きな捕虫葉の根元にある細い葉のような部分で分かるのですが一般的ではないので幾つか目安を言えば、①花茎の長さ:コモウセンは短い。トウカイは長い。(写真参照)②種の形状:コモウセンは小さくて丸い。トウカイは楕円形でやや大きい。モウセンゴケは長円形であるので種を見れば中間形だということが分かる。③葉の形:コモウセンはしゃもじ型トウカイは長くて捕虫部と葉柄が区別できるようになっている固体もある。
と、こんなくらいでしょうか?トウカイは調べてみると個体差もあり、5年以上研究されている方もおられるほど面白い草のようです。わが街も食虫の自生地は写真の場所のここだけになってしまいました。ずっと見守っていきたい場所です。
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