虫を捕る話4*ドロソフィルム*
今日はドロソフィルムの話です。私はこのドロソこそ、食虫の名に相応しいと思う植物の1つです。この植物はモウセンゴケと同じようにネバネバした液を出して、そこに虫を貼り付けて消化します。ただ、大きく違うのはモウセンゴケとは違い、葉っぱはおろか腺毛も動きません。しかし、その粘着力は強烈で、大抵の虫は張り付いたらお終い。2度と抜け出すことはかないません。それほど粘着力はすごいのです。良く写真を見て頂きたいのですが、ドロソの葉っぱは実は外側に巻かれていて、成長するにつけ、葉が伸びていきます。それが大きな特徴です。実はドロソフィルムはモウセンゴケ(ドロセラ属)と違い、ドロソフィルム属でよく似ているのですが別の種類の食虫植物です。
兎に角、ドロソはそのものすごい量と粘着力を誇る粘液で虫を捕らえたら数時間ほどで消化してミイラにしてしまいます。ちょっと暗いですが葉の一部を拡大しました。大量の粘液が出ているのがお分かりになるでしょう?ドロソは加湿と植え替えを嫌います。ですから、種で殖やしますが、発芽して、本葉が出たら苗床から最初で最後の移植をします。大きな鉢に鹿沼や、桐生、砂やピートを混ぜた用土に植え込みます。小さいうちは水は比較的必要ですが、大きくなるにつれ、数日おきに行います。翌年の春には大きな美しい黄色い花を咲かせます。良く日光に当てて上手に管理すれば、2年ほど楽しめます。因みに冬は無加温フレームにいれますが、十分我が家では越冬しますよ。ただ、植物体が大きいので栽培場には余裕を持ってくださいね。
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