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2007年2月19日 (月)

ツボカビ

 昨日TV番組でツボカビ症の事を取り上げていて、地元の新聞中日新聞でもこのことについて取り上げていた。概略はかつて南米や豪州に入り込んだツボカビというカビが両生類を絶滅に追いやるほどの猛威を振るっており、日本でも飼育下のカエルからそのツボカビが見つかったと言うものである。もし、日本でもそれが広がれば日本の両生類はどれだけの種が潰えるか?考えただけでもゾッとする。図鑑を手にとって孫に昔はこんなのがいっぱいいたんだよなんて言いたくない。なんとかならないものだろうか?しかし、不思議なのは本来、ツボカビも生物である以上、繁栄しなければならないはずで、そういう意味でも宿主を絶滅に追い込んでしまえば、自分の首を絞めるのと同じである。そういう意味では現地では共存している筈である。今回の突破口はそこら辺にあるのかもしれない。いずれ耐性を持つものが現れるのかもしれないが、確立は非常に少ない。かつて、西洋人が持ち込んだ取るに足らない病原菌でも他所の国の部族を壊滅させてしまった話があるが正に今回のツボカビは同じことである。

 私も海外の食虫植物を人づてに手に入れて嬉々としている所があるが、実はツボカビのようなあってはならない物を持ち込む可能性もある訳である。気をつけていきたいと今回の騒ぎで気づかされました。

 願わくばツボカビが蔓延することなく、カエルが啼き、イモリが泳ぐ小川がいつまでも残ってほしい。

 自生地などを見て歩くことも多いのだが、そこに外来の食虫植物が入り込んでいるのを見ると、そこは野山ではなく、人為的に作られた箱庭の様な気分になるし、ブルーギルやバスが泳いでいる池を見るとそれはもう池ではなく、釣堀である。植物や動物には罪がない。そこに放す人間が悪いのである。野山を箱庭や釣堀にするのは人間であり、豊かな山河にしていくのも人間である。大きな心で自然に接して行きたいものである。

 

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